nanacoで税金を払う[代金収納]

セブンイレブンは税金の代金収納サービスを行なっています。代金収納とは、商品やサービスの提供者に代わり、別の事業者が代金を回収することを指します。セブンイレブンは、国・都道府県・市区町村・年金機構などに代わり、税金・年金を徴収するサービスを行なっています。また、電力会社、ガス会社、水道局に代わり、公共料金を徴収するサービスを行なっています。

ここで重要な事実を確認しておきましょう。2013年11月1日現在、セブンイレブンでは電子マネーnanacoを代金収納の支払いに利用することができます

これはつまり、事前にnanacoチャージでポイントが付くクレジットカードでnanacoの電子マネー部分にチャージを行い、その電子マネーで税金の支払いをすれば、間接的に、税金の支払いでポイントを貯めることができる、ということです。何のポイントかといえば、電子マネーをチャージした時に付与される各クレジットカード会社のポイントですね。

個人事業主の方の場合、その多くが、申告所得税や消費税及び地方消費税を振替納税(銀行引き落とし)で納めているのではないでしょうか?振替納税は納期限が実質的に延期されるという利点もありますが、支払いでポイントを貯めることはできません。上記で紹介したような一手間を加えることで、納税額の一定割合を取り返すことができますので是非活用してください。

振替納税を利用しない場合 振替納税を利用する場合
納期限 所得税 3月15日(木) 4月20日(金)
消費税 4月2日(日) 4月25日(水)
nanacoチャージポイント 積算可能 対象外

なお、セブンイレブンで申告所得税や消費税及び地方消費税を支払うためには、コンビニエンスストア用バーコードが付いた「領収書兼払込取扱票」を作成する必要があります。確定申告を済ませた後、収納係の担当者に「コンビニで支払いたいのでバーコード付きの払込取扱票を希望」と伝えましょう。直ぐに納付書を作成してくれますよ。ちなみに、1枚の払込取扱票で支払える上限額は30万円です。もし、納税額が30万円を超過している場合は、担当者に「納付書の分割」をお願いしてみましょう。100万円の消費税でも納付書を4枚にすれば全てnanaco払いができます。間接的にクレジットカード会社のポイントを貯めることができるということですね♪

給与所得者(サラリーマン・公務員)の場合、住民税、所得税は源泉徴収となりますので、nanacoを使って納税することはできませんが、固定資産税、自動車税等は納税通知書兼領収証書を使って自分で納めることになります。コンビニエンストア収納用のバーコードも付いていますので、セブンイレブンでnanacoでの納税が可能ですよ。

もちろん、セブンイレブンでは各種税金だけではなく公共料金の代金収納も可能です。しかし、公共料金は直接クレジットカード払いにすればいいだけですので、今回は取り上げませんでした。税金は直接クレジットカード払いはできないが、セブンイレブンの代金収納サービスを利用して、間接的にカード払いできる、という点がポイントです。

このページの先頭へ